桐子カヲルというアーティスト

いま、シアデザでは、コキカル「エンデのための鏡と時間の影」
@本屋ルヌガンガ 4/28-29の制作協力作業をしている。

ただ、おかげさまですでに満席札止めとなっていて
当日席もご用意できないのです。
ご了承ください。

で、このコキカル主宰の桐子カヲルなのだが。
私が知る限りでは、ここ10年の香川演劇シーンにはいないタイプのアーティストである。

そう、彼女はアーティストなのである。

「演劇が好き」「パフォーマンスが楽しい」とかいうところではなく、
「演劇で何を表現できるか」ひいては「演劇とは何か」について
意識して作品づくりをしている。

いや、もっと言うと、それらについて「無意識に」考えながら作品をつくっている。

だから、彼女の描く世界は彼女にしか理解できないものになる。
でもそれは観る人を拒絶しているわけではない。
観る人はそれぞれ好きに観ればいいのだ。
眺めたり考察したり距離を置いたり没頭したり。
それらの作業に耐えうるだけの深さと厚みのある世界が繰り広げられるであろう。

今度の「エンデの鏡と時間の影」をご予約いただいたみなさま、
ご期待ください!

と、思いっきりハードルを上げるのも制作者の仕事のうちかな?(笑)
それとも友としての愛のムチかな?(笑)

シェアする