金、時間、人、情報
演劇のことをあまり知らない人に対して
「舞台制作の仕事をしています」と言っても、まず伝わらない。
だから最近は「忘年会の幹事のようなものです」と説明している。
制作者からすると乱暴な説明に思えるだろうけど、
一般の人には伝わりやすいですよ。
ところで、制作の仕事を初めて教わったとき、
制作者は「金、時間、人」について管理するのが仕事だと教わった。
ただ、これは今から数十年前の話で(笑)
今、私が説明するなら「金、時間、人、情報」について
「把握、整理、管理」するのが仕事だと言うだろう。
この数十年で情報に対する価値は大きく上がったと思う。
それだけ、情報拡散の方法が増えたと同時に身近になったということ、
人々が情報に対して良い意味でも悪い意味でも敏感になったということだろう。
私は、制作の仕事に携わっていた時期が
ネットの無い時代、ネット過渡期、ネット成熟期と3つに分かれている。
(あいだに休憩期間があったので)
それは自分にとっては案外良かったことだなと思っていて、
それまでのやり方に固執することなく
毎回、情報収集・発信に関して仕切り直しができた。
ところで、今日で連続3日、ブログを書いているのだけど、
このブログは上の3つの時期で言うとネット過渡期に始めたものだ。
それを今、もう一度、自分のメインの情報発信源にしようと考えている。
Facebook、Twitter、Instagramではなく、ブログにできること。
情報を「収集、整理、思考、発信」すること。
もしかすると、私が知らないだけで、
ブログよりも更に優れたツールがあるのかもしれない。
それを探すことも含めて、しばらく、ブログを続けることを自分に課してみたい。
☆今日読んだ本