私にとってマイノリティであること、それは力です。

先日お手伝いさせていただいた
「OUT IN JAPAN Setouchi」
では、いろいろなことを考える機会を貰えた。

セクシャルマイノリティと呼ばれる人たちに対して
性的志向的には私の立場はマジョリティだけど、
別の見方をすると、社会に対してマイノリティだと感じてる。

44歳・未婚・子無し。
例の “生産性がない” ってやつは私にも当てはまる。

とはいえ、私はそのことを特に負い目には感じてなくて
ただただ自分らしく生きてきた結果であって、
誰かに文句を言われたり笑われたりする筋合いは
無いと考えている。

それは、家族や友人たちがそんな私を認めてくれていること、
それが大きいんだと思う。
無条件に私のことを許してくれていた母の存在も大きい。

だけど、そんな風に認めてもらえない人は
きっとたくさんいて、その理由を考えると、
認めない人は自分のことを完全なマジョリティだと
考えているからではないかな。

でも、多くの人にもきっとマイノリティの部分があると思う。
それに気づくことができれば、
もっと優しくなれるのではないだろうか。

考えてみると、演劇やってるのだって、
完全なるマイノリティだよな(笑)

OUT IN JAPANのPVでセクシャルマイノリティの方が
言っていた言葉が強く印象に残っている。

「私にとってマイノリティであること、それは力です」

私も強くありたい。
そして、優しくありたい。

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