2018夏、怒涛の2ヶ月が終わる
シアデザ史上もっとも多忙だった2ヶ月が終わった。
7月14~16日 コキカル「地下室からのラプソディ」tetugakuya
7月28~29日 Miki Yuki「透明人間」サンポートホール高松
8月 6~11日 高松ステージキッズ・ゆめのまちへきてみまい! 高松国分寺ホール
8月19日 望ノ社「SHADOW KIGDOMー影の王国ー」
演劇、ダンス、子ども演劇ワークショップ、影絵劇。ジャンルはバラバラ。規模もさまざま。
振り返ると、もっとできたことはあるように思う。どの作品も、さらにたくさんの人に見てもらいたかった。
しかし、そういう反省の仕方をする段階は終わったんだと思う。私たちは、できる限りのさらに上を目指さなければならないのだ。振り返って後悔している場合ではない。
と、ストイックなことを宣言する一方で、どの作品についても、かかわることができて幸せだったなとも思っている。
コキカルは、現在は雑貨屋&カフェとして営業されている元銀行の金庫室で行うという状況で、制作としての仕事と同時に、ほとんど舞台監督のような仕事もこなすことができた。
「透明人間」は、久しぶりの公共ホールでの仕事で、多くのアーティスト、スタッフに囲まれて“プロの仕事”としての多くの経験を得た。
「高松ステージキッズ・ゆめのまちへきてみまい!」は市の主催事業を請け負うという、これもまた初めての経験で問題は色々あったが、“結果を出す”ということをいろいろな意味で意識することができた。
望ノ社は、初めての影絵劇単体での制作で、果たして私たちのもっているノウハウで集客できるのか不安だったが、ふたを開けてみると、予想外におとなのお客さまに多く足をお運びいただき、望ノ社のファンを増やすことができた。
どの作品も愛しい。これは仕事として制作を請け負っている人間としては持つべきでない感覚なのかもしれない。
それでも私は、愛しいと思える作品に関わっていきたいし、そういう作品から選ばれる自分でいたい。
さて、シアデザの秋シーズンは“インプット”と“準備”がテーマになる予定。来年に向けて。がんばろう。