コキカル「エンデのための時間と鏡の影」終了
ちょっと時間が空いたけど。
コキカル「エンデのための時間と鏡の影」@本屋ルヌガンガ、終了しました。
実は今回、公演当日は家庭の事情で参加できなかったので
自分のなかで“終わった感”がなかったんだな。
しかし、コキカルはすでに次の公演に向けて動き始めているので
ここで一旦、まとめを。
というわけで、私が観られたのはゲネまでなんだけど、
身内の欲目だという点を差し引いても、素晴らしい作品だったと思う。
桐子カヲルにしかできない作品だった。
であると同時に、共演のちゃっぴー(三嶋孝弥)と2人でなければ作れない世界だった。
会場である本屋ルヌガンガの店内で、それを借景にしてエンデの世界が繰り広げられる。
それは桐子のイマジネーションの世界でもある。
どのシーンも好きなんだけど、やはり、桐子ソロは圧巻だった。
やっと、桐子の本気を見たよ(笑)
桐子はアーティストと呼ばれることに戸惑う。
しかし彼女は間違いなくアーティストだ。
アーティストの定義は色々あるだろうが、私は、
「作品を通して自分を表現する」
もっと言うと
「作品を通してしか自分を表現できない」
人たちのことではないかと思う。
「自分を表現する」というと語弊があるかもしれない。
「自分の身体を通して、世界を表現する」というところか。
私は、観客として、彼女の作品がこれからももっと観たいのと同時に、
制作者として、彼女の作品をもっと多くの方に観てもらいたい。
というわけで、次は7月です。よろしくお願いします(笑)