「寿歌」「ジキルとハイド」@愛知、観た
2018年3月24日(土)、名古屋日帰り観劇の旅をしてきました。
まず、ひとりで運転して名古屋まで行けたぞー!
もちろん、完全にひとりではなく、行きは桐子嬢と2人。
愛知県芸術劇場で川田と合流して、1本目は「寿歌」。
作・北村想、演出・宮城聰、美術・カミイケタクヤ。
素晴らしかったです! 面白かった!
わざわざ名古屋まで出かけていって良かった。
“無限”であるがゆえの“有限”。プラスチック。
40年前なら「世紀末」という言葉でまとめられた
不気味な空気や将来への不安、何かの予兆、
それらのものは今21世紀にも確かに在るのに
今は名前のないものとして“処理”されていないだろうか。
死ぬことすらできない彼らと、
ハラハラ降る雪とゴウゴウと轟く風。
ラストシーンが力強いと同時に息苦しかった。
カミイケさんの美術もその世界観を補完して、
ドキドキするほどステキでした。
良いもの観ました。いや、魅せていただきました。
ありがとうございました。
そして2本目は、隣の大ホールでミュージカル「ジキルとハイド」を鑑賞。
これもまた面白かった!
「寿歌」とはまったく違う、ザ・商業演劇!
すべてにおいてスケールが大きくて見応えがある。
ミュージカル、楽しいなあ。
主演は石丸幹二さん。初の生・石丸幹二。
やはり歌声が素晴らしかったです。
ラストのジキルとハイドが次々入れ替わるシーンの
演技は圧巻。
そして宮澤エマちゃん! ファンだったのでうれしかったー。
そしてなにより、今回わたしたちに声をかけてくれた松ノ木天辺さん。
小豆島Theater箱舟のオーナーでありミュージカル俳優!
「あなたはわたしのシネマなの」の時とはまた全然違う、
歌って踊ってキメるてっぺんさんはステキでした。
観劇の合間にはご当地ものも食べたし、
帰りのSAで謎のキャラグッズも買ってしまったし、
充実の日帰り旅でした。
最後の最後に、家まであと3分のところで
ガス欠しなければ完璧だったんだけどね…
さて、次は九州かな?